【組織開発】ルール作りのルールは「少なく・明確で・簡潔に」!

組織開発を考えてみる

こんばんは、わいぐじです!


個人事業主の友達からこんな相談がありました

こあら
こあら

ねぇ聞いて聞いて

一緒にお仕事してる人がルールを新設するらしくて…

わいぐじ
わいぐじ

うん、ルールって大事よね

でもその感じだとなんか微妙なん?

こあら
こあら

立場が上の人に対して敬語を絶対にしたいらしいんよ。

どう思う?

わいぐじ<br>
わいぐじ

いらんと思う。w

もっと決めておくべきことあるよきっと(遠い目

これ聞いて私はちょっと衝撃でした

個人事業主同士の繋がりの組織なのにそれすら決める必要があるなら

もはや一緒に組みたくはないなと(これ本音です)


とはいえ、一緒にやるやらないは自由だし

社会人経験が少ない方とも一緒に動く必要があったりすることも確かです


なので今回はルールってどんなことをどんなふうに決めると

組織にとって有能なのかを考えてみました!


この記事ではこんなことが解決します◎

  • 職場などで意味わからないルールがあって困っている
  • ルールを守れない人が多くて困っている
  • 新参から古参まで守れるルールが作りたい
  • 組織の生産性を上げるルールが知りたい


強い組織ほどルールが少ない

「強い組織」の定義はまた別の機会にお伝えするとして、

他人と関わっていく以上、考え方の違いは避けて通れません


その違いを合わせるルールは必要ありません

考えかたの違いをすり合わせるようなルールは

結局後々トラブルの元になりかねません


ではどうしたらいいでしょうか?

やってはいけないことが明確に決まってればOK


やるべきこと ではなくて

やってはいけないこと をルールとして明確に決めればOKです


その中で大事にするべきなのが

なんでダメなのか

を一緒に伝えることです


その場で理解ができない場合でも

出来るだけ簡単に説明して、こんなこともあるんだと認識させておくのが重要です


ルールを多く設定することはNGなのか?

あくまで組織単位で判断は必要になると思いますが

ルールが多いとそれを守ることに注力する必要があります

果たしてそれは生産的な効率を求めた時に必要なのでしょうか?


わいぐじ的にはNOです


個人個人での考え方、生き方の多様性を縛らずに

自分で考えて自分で決めて動くことを主力とする場合は

ただの足枷にしかならないことが経験上多いです


それよりも

やってはいけないこと を最低限かつ抜け漏れなく

伝えておくことでそれ以外は自由度が高くなるので

心理的安全性も高くなります


ちなみに

全てがNGという訳ではないです

組織単位で必要なルールは変わってきます


日本全体の組織で見たら

憲法ぐらいの量のルールは必須になってしまいますよね



そうではなくて

あくまで会社の中のグループとか

個人事業主のサークルだったりとかにポイントを絞ると

ルールは多いより少ない方がいい。ということでございます


わいぐじ
わいぐじ

その組織の誰に聞いても同じ認識を持たせることが大切!

ルールを決める目的は2つ:未然防止と事後対処

そもそも、ルールってなんで必要なんでしょうか

全くなくていい!という人はほとんどいないと思いますが

改めて考えると必要性が見えてきそうです

予測されるトラブルを未然に防ぐため

まず1つ目として

本来の目的を達成するのに必要のないトラブルを起こさないため

じゃないでしょうか?

経験や見立てから、トラブルの元になるであろう事例に対して

やってはいけないこととして伝えておくことで

未然に防げる可能性が高くなります


起こったことに対して処理に走るよりも

そもそも起こさないことが最大の生産性向上になります


トラブルが起こった場合の対処の定型化

それでもルールを守れずにトラブルを起こす人も必ずいます

その場合に対処のルールもあらかじめ決めておきます

  • 事実と感情を切り離して考える状態を作ること
  • トラブルに対しての対処が定型化されること

トラブルが起きたあとは大概の人がピリつきます

その中で対処や原因を追っていくと

感情が邪魔してうまく進まないことが多いです


ですので先に決めておきます

「例外」を作らないのが強いルールです

ルールを決める前には意見を仰げ

稀に、上の立場の人だけで決めて

下には決定事項のみ下ろす場合があります

それが確実に必要な場合もあります


ただ、ルールを新設・変更する場合

私は一度立場関係なく全員に原案を確認してもらうことをオススメします


ここで大事なのが

意見は聞きます、でも決定には従ってもらいます

という言い切りです


これをするメリットとしては↓こんな感じです

  • 意見が言える組織なのかを確認できる
  • 目的に対しての考え方の多様性が見える
  • より洗練されたルールに近づける
  • 理解出来ないルールが設定されない
  • 決定後にぐちぐち言われない


決定後に下っ端(言葉悪くてすみません)や新参が

裏でぐちぐち行って動けなくなるのが1番避けたいですよね

圧で推し進めるのも方法としてはあるのですが

人はついてこないのでオススメしません

わいぐじ
わいぐじ

ルール作りに限らず、自分の意見を聞いてもらえる環境ってまじで大事です!


守られるルールを作るなら項目は少なく、やってはいけないことを決める

まとめです☝️

ルールを作る側が意識するべきは ↓こんな感じです

  • やるべきことではなくてやってはいけないことにポイントを置く
  • なんでやってはいけないかも伝える(そこでは根っこが伝わらなくてもいい)
  • 全員が同じ認識を持てるように伝える
  • あくまでも目標に対してトラブルを未然に防ぐための手段の認識をもつ
  • 原案を作成したら意見を仰ぐ


本文では深く触れてませんが

作成される側(ルールを伝えられる側)が意識するべきことは↓こんな感じですかね

  • 理解できなものを無理に腹落ちさせる必要はない
  • 腹落ちしたら全力で進む
  • 意見を言える環境を自分からも作りに行く(信頼関係)
  • 決定事項が降りてきたらそれに従う

ルールを作る目的とゴールの根本は

誰に聞いても同じ返答が返ってくることです

指針と具体的行動がセットになってれば最高ですね


うまく使うとものすごく効果を発揮するし

下手に使えば人が離れていく原因にもなってしまうのが

ルール作りです(繊細すぎますよね)


失敗から学ぶこともたくさんあると思うので

まずは作ってみて意見を仰ぐところまで進めてみてはいかがでしょうか?


それでは今回はこの辺で!バイバイ〜🍻

コメント

タイトルとURLをコピーしました