こんばんは、わいぐじです!
先日、twitterで#秘書検定 がトレンド入りしてました
そこで大手企業の役員秘書の私がよく聞かれる
「秘書検定って持ってるの?」について考えていこうと思います
結論からお伝えすると
わいぐじは秘書検定持っておりません!
かつ、あまり必要と思っておりません
ただし、勉強して資格取得されている方の方が
【秘書】という仕事そのものに対するポテンシャルは確実に高いです
この記事では↓こんなことを解説していきます
- 秘書になるには秘書検定が必須なのか否か
- 秘書検定はどんな資格なのか
- 秘書検定を持っておくメリット
- 秘書検定を持っていない秘書(わいぐじ)の主張
大前提として
会社やどの立場の方に就くのかによって変わりますが
持っておいて損はないことに間違いはありません
なのになぜ私が取得しないのかは本文にて解説します◎
- 秘書検定に興味がある方
- 秘書やってみたいけど不安な方
- 秘書やってるけど手応えがない方
- 他の会社の秘書事情を覗き見したい方
↑のような方には有益な情報でございます!
秘書になるには秘書検定は必須スキルなのか?
検定内の知識は実務にはそこまで必須ではないです
実際に秘書検定持っていない私でも秘書業務しているからです
ただ、私以外の秘書さんはもれなくみんな取得されてます
級はバラバラのようですが、、
秘書業務を初めて約1年半たちましたが
私が思う【秘書に必要なスキル】はこの2つです
- 臨機応変な対応力
- 情報取り扱い能力
この2つを詳しく解説していきます
秘書に本当に必要なスキル① 臨機応変な対応力
この”臨機応変”というふんわりした言葉がかなり重要になってくるんですが
感覚的にはマニュアルではなくてノウハウです
メールや外部対応、トラブル鎮圧など
同じ段取りで進められるものが少ないんです
”その時、その状況で1番ベストだと思う対応を常に考える”
ことが出来れば、マニュアルで覚えた検定の内容は必須ではありません
ボスが今何を考えていて、何が必要になるのか
わからなければ聞けば解決します
続けていくと聞かなくてもわかるようになってきます
(チューニングは定期的に必要)
そしてこの項目に括っていいのか微妙ですが
NOだけで終わらせることはありません
代替案を必ず提示するようにしています
どれだけ緻密に計画を立てていてもトラブルなく完遂することは少なくて
いろんなオーダーや調整が飛んできます
(飛んでこないことが最大の幸せだと感じる日々🍻)
もし、「いや、それは無理だよ!」と思っていても
「できません」だけで終わらせたらどうでしょう?
自分いる意味なくないですか?w
「それは○○の理由で厳しいんですが、△△なら可能です。いかがでしょうか?」
と優先順位に応じて対応できる最善策を提案出来れば秘書としてはOKラインです
この仕事スタンスはこの本でかなり勉強しました!
秘書に本当に必要なスキル② 情報取り扱い能力
ポジション上、機密情報も人事情報も人より耳に入るのが早いです
プロジェクトで動いてる場合も攻める/守るの動きもよく見えます
そこで知り得た情報たちをどう扱うかのスキルが必要です
ただ口が堅ければいいというわけじゃないのが難しいところです
あ、堅いのは大前提です💁♀️
必要な人に必要なタイミングで必要な分だけ
情報を与えると描いた絵を実現させることに有用に働きます
実際にこんなこと↓がありました
- 適用人材が発掘出来てプロジェクトが一気に進められた
- 優秀な人材の離職引き留め成功
- ボスの壁打ちが捗るのでレスが早くなった
自分が社内/社外の人や流行りにアンテナを張っておくことで
いろんな局面で使える武器を持っているのと同じ状態になるのでおすすめです
守るだけじゃなくて、どう使って攻めるのかを考えられれば
秘書業務は出来ます💪
秘書検定はどんな資格なのか
秘書検定は民間資格で誰でも受験可能
秘書検定とは、こんな資格です◎
正式名称:文部科学省後援 秘書技能検定試験
実施団体:公益財団法人 実務技能検定協会
下記、文部科学省後援 ビジネス系検定HPより抜粋
秘書検定は,社会に出て働く人なら誰でも備えておかなければならない基本的な常識を,秘書技能という名称に集約して検定問題として出題しています。基本的な常識ですから誰にでもできることですが,感じがよいと言ってもらえる表し方はどのようにすることが必要か,この部分について試験問題を通して学べるようになっています。
https://jitsumu-kentei.jp/HS/about/contents
試験は4つに分かれています
3級→基本的な職場の常識問題。主要層は高校生
マークシート方式で合格率は60~70%
2級→少し実務的な問題。主要層は就職を控えた大学生
マークシート方式で合格率は50~60%
準1級→的確な判断力や対応力が求められる試験。主要層は社会人
マークシートに合格すると面接試験がある。合格率は40%程度
1級→上司の思考を先読み出来る能力が求められる試験。主要層は現役秘書
記述式試験に合格すると面接試験がある。合格率は20~30%
秘書検定を取得するメリット
私は持っていないので他の秘書さんから聞いたり調べたりした範囲ですが
こんな感じでした!
- 社会人としての必要なマナーが身につく
- 手当がつく会社もある
- 老舗大手の秘書課目指すなら持っていた方が有利
この中で1番のメリットになると思うのが手当ですが
調べてみると500円〜1万円とのこと
うん、「あれば嬉しいけどなくてもいいかな」ぐらいですねw
就職や転職で少しでも有利になるのは準1級かららしいです
ちなみに、人事部でもあるので採用のお手伝いをすることもありますが
「秘書検定持ってるからこの人!」となることは全くありません。。
秘書検定をもたない私の主張「なくても問題ない」
もちろん持っていれば上記手当てのようなメリットがあることも理解しています
ただ、今後も秘書検定を取得する予定はありません
なぜなら・・・
The実践&現場主義なので優先度がかなり低いからw
秘書検定に対して勉強と受験をする労力を
今は他のことに使いたいと思ってます
それこそオンライン秘書業務で自分の単価をあげられるように
クライアントが多い業種を勉強したりとか
新サービスなども触ってみたいので単純に時間がもったいないです><
公式のHPに過去問があるので貼っておきます
お時間ある方は少し覗いてみてください!
このご時世にfaxとか、兎にも角にもまず電話みたいな話が出てきてる時点でちょっと…ってなってしまう私がいるのです(こそこそ話)
ちなみに、教本や試験内ではずっと「秘書A子」が使われていたのですが
令和2年6月の試験から「秘書A」「新人B」の表現に切り替わりました
かなり時代の流れを感じ取るのが遅いな〜と思ってしまいました
ここまでdisな内容も多かったですが
秘書検定を持ってる人(特に1級とか)は尊敬してます
向き不向きもあると思うんですが、私には黒子に徹するマニュアルがないので
その地盤をしっかり作って取得されてる人はやっぱり実務でも変わります
社長秘書さんとかのメール文、本当に綺麗ですもん
独学(今の仕事環境で)そこまでのノウハウを体得できるように頑張ります!
それでは今日はこのへんで!バイバイ〜🍻
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